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テレビを観ていましたらですネ、最近、振込め詐欺の被害に遭う方が一向に減らないというではありませんか。
これだけ振込め詐欺の注意情報が浸透しているにもかかわらず、だまされて振込んでしまうのには、相手のやり方が巧妙でしたたかであると思うのです。
周りから見る人は、「どうしてだまされたの? しっかりしなさいよ!」と思うかもしれませんが、当人はしっかりしているのですから責めてはいけませんよ!
「オレだけれど!急にお金が必要で・・・」、と言って泣きながら電話をかけてくる「オレオレ詐欺」は以前からあって誰もが知っていますが、最近では当事者の名を名乗る場合もあるとのこと。
また、社会保険庁などを名乗り、「還付金が返納されるから」といったものに変わってきているとのことです。
携帯電話を持って、何の疑問を持たず言われるままにATMを操作をしているうちに、通帳内の預金を気づかずに振込んでしまうケースが後を絶たないようですね。
これに対し、銀行には携帯電話が「圏外」になる機器を設置したり、サングラスやマスクで顔を隠している人の現金引き出しができないような装置を導入するとのことでした。
確かに、こういった装置は被害の回避には大事だと思います。
設置には賛成ですが、何でも機械に頼ろうとするのはよくないのではないですかね?
こういった悪質な詐欺は、周りのみんなで食い止めるのが一番大事なことだと思うのです。
携帯電話を持ちながらATMを操作している年配の人は、いかにも不自然ですよ。
まごまごしていたり、聞き返したりしているはずです。
おせっかいかもしれませんが、不自然な行動の人には「どうしたんですか?」と声をかけるだけで、その人を詐欺から救うことができるかもしれませんよ。
あるいは、銀行の職員に通報するとか・・・
「人のことは人のこと」という希薄で寂しい世の中ですが、無関心はよくありませんよ。
銀行にも「お世話係り」と呼ばれる方がいらっしゃいますよね?
いらっしゃらないのなら、銀行を定年退職された方でもいいと思います。
一日中ATMにはりついてお客さんの「ご機嫌うかがい」をしてはどうでしょう?
昔、近所にいたでしょう? おせっかいなおじさんやおばさん。
振込み、引き出し作業をATMに任せてしまうのではなく、銀行の「おせっかい係」がサポートする。
そういう人を配置するのは難しいことなのでしょうかね?
携帯電話を持って操作しているお客さんを把握する、マスクやサングラスで顔を隠している人を把握するには、効果てき面だと思いますよ。
そのほかにも、操作のわからない人に操作の仕方を教えてあげればサービス向上になっていいと思うのですが・・・
人件費をまかなうことは大変なのはよくわかりますが、振込め詐欺阻止率が高いというのもその銀行の信用、“株が上がる”ことにもつながるような気がしますけれども・・・
それからですよ、妨害機器を設置して二重ブロックするのは!
振り込め詐欺を機械が防ぐのではなく、人間同士で撲滅しようではありませんか!
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