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鍵を失くして家に入れなくなってしまった場合、開けてさし上げるのが私の仕事の一つです。
鍵を失くしてしまうということは、一生のうちにめったにないことだと認識しています・・・
が、不思議なことがありました。
ある晩、女子学生さんから電話があり、「鍵を失くして家に入れないので開けてください!」とのことでした。
その晩は、よくあることでしたので別に気にも留めていませんでした。
普通に作業をして料金をいただいてきました。
次の晩、同じ時間帯にまた別の女性から開錠依頼がありました。
住所を聞きますと、昨晩行ったアパートでした・・・が部屋番号が違います。
もちろんお名前も違います。
(でも、昨日行ったアパートだ!間違いない!)
地図を見なくてもスイスイ行けました。
比較的大きなアパートでしたので、昨日とは部屋の階は異なりました。
開錠作業前に身分証明書を拝見しましたら・・・
どこかで見たことがあるような・・・
なんと、昨日開錠した方と同じ大学の身分証明書でした。
(あれっ?昨日と同じ身分証明書だ!)
しかも、伝票に詳細を書き写しているうちに気がついたのですが、昨日の方と同じ学部でした。
(もしかして、お互いお友達同士で、鍵を失くしたことを相談したらカギ救麻生店を紹介してもらったのだろうか?)
(それとも、ここって寮なの?いいや、違う!)
そう思いまして、「実は、昨日もこのアパートに来たんですよ!」と話しましたら、「へえ〜っ そうなんですか、私みたいな人がいるんですね! ハハハ」ですと。
札幌市内、広いですし賃貸物件なんて五万とありますが、二日連続同じ時間帯、同じ物件、同じ学校、同じ学部の方だったというのは珍しいですよ。
次の晩は何事もありませんでした。
あったらちょっと怖いね!
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