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今中学校では、訪問体験学習というカリキュラムがあって、調べたいことを各自抜粋、吟味して会社や店舗を訪問するという授業があるようです。
そういえば、長男の「りゅうりゅう」は、小学校付近の消防署出張所へ、次男の「はーちゃん」は近所のパン屋さんを訪問していましたな〜。
30数年前、ナガちゃんも小1のときに近所の農家に行って牛の乳搾りを見せてもらったですね。
さて、今回の訪問体験学習、以前から当店へお願いのお電話と、担当の教諭の方からお手紙をいただいておりました。
そして、先々週でしたか、札幌市北区の新川西中学校の生徒さん4名が来店されました。
この訪問体験学習の教科は、社会、理科、体育などのうちの何に当てはまるのか聞きましたら、何と「総合」という教科だとのことでしたね。
ナガちゃんの子供のころはそういった教科はありませんでした。
さて、4人は最初緊張気味でしたが、吹っ切るために自己紹介をしてもらいました。
いずれも、まじめで成績のよさそうな生徒さんでしたよ。
そして、調べたいことというのは、車についての防犯だそうで、私が常日頃直面している家の防犯ではありませんでしたが、できる限り知っている範囲でお答えいたしました。
途中から、みなさんは、鍵屋という特殊な業種に興味深深、「開かないカギはありますか?」「開かないときはどうしますか?」とか、「怖い人にあたったことはありますか?」と鍵屋さんのこぼれ話のほうに質問が集中しましたね。
最後は、防犯に関する興味よりも、業種に対しての興味のほうが膨らんで帰って行かれたようですね。
帰り際には、入口に停めておいた工事車の中を見せてあげましたら、「うわ〜っ、すげ〜っ」目を皿のようにして身を乗り出して見学しておりました。
あっという間の1時間20分でしたが、私も楽しませてもらいました。
「中学を卒業したら電話してね!弟子にするから!」
冗談半分で後継者の勧誘をしましたが、希望と可能性を持った子供たちに、世の中には鍵師という特殊で面白い仕事があるのだと伝えることができて嬉しかったです。
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