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☆鍵屋さんのこぼれ話 −防犯性の高いドアって何?−
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玄関の内開きドアに錠前を取付けたのは初めてかもしれません。
今回は、防犯性の高い錠とシリンダーをご希望の方でしたが、なんとドアがアメリカのような内側に開くものだったのです。
| アメリカみたいだ |
実はこの内開きドアは、単なる開け方が違うというだけではなく防犯性が高いドアなのです。
通常、日本人は靴を脱いで室内に入りますからドアは外に向かって開けなければなりません。
ですから外開きが一般的です。
内開きだと開けるたびに靴がザザ〜とどこかへ行ってしまいます。
この内開き、バールでこじ開けることができないのです。
バールはテコの原理を使うので外側には開きますが内側には使えません。
よくアメリカのドラマなんかを観ていますと、警察やFBIが犯人の家のドアを開けるのに丸太を持ってきてど突くシーンを見ますが、大変そうです。
しかも、逆に外から悪党が侵入しようとして、中にいる人がタンスやテーブルでドアが開かないようにバリーケードを作って捕まらないようにしますが、日本ではそれはできませんね。
常に内側から引っ張っていないといけません。
すぐ捕まってしまいます。
いや〜すばらしきかな 内開きドア!
| カバスター4057G |
取付け例はさておき、珍しいドアだったので感動しちゃいましたとさ。
| となりでワンちゃんも応援してくれました |
ちなみにホテルの部屋が内開きドアなのは、緊急避難の際、人や物が倒れていてドアが開かないことがないようにとうい配慮です。
防犯より防災ですね。
それは知っていましたか〜。
さすが!
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